「村田恭介は日本漢方の将来として『中医漢方薬学』を声高に提唱しているのであるが、現在までのところ、日本の漢方界では基礎理論の研究と運用をないがしろにしたまま、今日にまで至っている。」
中国中医薬出版社発行から、1994年発行の書籍である。
古いといえば古いが、この書籍に限らず中国・台湾・韓国などの漢方関連書籍類や中医学雑誌に、ヒゲ薬剤師(村田恭介)の拙論がしばしば紹介された。
先日も懐かしい故矢数道明先生からの古いはがきを整理していたら、中国の雑誌に、ヒゲ薬剤師の論文が3つとも全文が転載されたというご報告のおはがきがあった。
しかしながら、それらの雑誌類そのものは入手していないから、矢数先生のご報告で知るのみということが大変数多かった。
「村田恭介は日本漢方の将来として『中医漢方薬学』を声高に提唱しているのであるが、現在までのところ、日本の漢方界では基礎理論の研究と運用をないがしろにしたまま、今日にまで至っている。」(この部分を最後に本書の全文が終了。日本語訳はヒゲ薬剤師。)
なお、本ページはもともとメインブログ漢方と漢方薬の質疑応答集と村田漢方堂薬局の近況報告において、2005年10月12日 中国で発行された『日本漢方医学』の結論にヒゲ薬剤師(村田恭介)の意見が結論として採用される! に記載していたものを移転したものである。