漢方相談事例:病名編

漢方相談42年のキャリアにおいて、相談事例として多いもの

しばしば相談を受ける具体的な病名

難病指定の各種疾患(各種膠原病や神経系統の疾患) 進行ガンや転移ガン 風邪 インフルエンザ 気管支炎 慢性気管支喘息 慢性扁桃腺炎  各種心疾患 脳溢血・脳梗塞の後遺症 アトピー性皮膚炎 尋常性乾癬 進行性指掌角皮症 ・糖尿病および糖尿病に合併する様々な諸症状
膀胱炎 尿路結石 前立腺肥大 花粉症 慢性鼻炎 アレルギー性鼻炎 蓄膿症 めまいやふらつき(脊髄小脳変性症などの難病指定の疾患も含む) 慢性中耳炎 メニエール氏症候群 メニエール氏病 子宮筋腫  各種の原因による不妊症  子宮内膜症 チョコレートのう胞 各種神経痛 慢性関節リウマチ 五十肩  各種腰痛や坐骨神経痛 変形性膝関節症 椎間板ヘルニア 鞭打ち損傷(脳・脊髄液減少症を含む) 帯状疱疹後神経痛など各種ヘルペス類 慢性肝炎 (C型・B型) 肝硬変 胆石症 慢性膵炎 慢性腎炎 ネフローゼ症候群 腎不全 各種痔疾患 白内障 緑内障 歯槽膿漏 ぶどう膜炎(虹彩炎なども含む) 口内炎 円形脱毛症など


不得意分野は精神疾患で、残念ながらご相談をお受けすることが出来ません。


比較的詳細な病名別記録

肺小細胞癌(小細胞肺癌)
肺腺癌
肺癌
慢性リンパ性白血病
悪性リンパ腫・胃マルトリンパ腫
骨髄異形成症候群
急性骨髄性白血病など血液の悪性疾患(血液癌)
印環細胞癌によるスキルス胃癌
胃癌・食道癌
癌性腹膜炎・腹膜播種・腹水や胸水
悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌
抗癌剤の副作用や抗癌剤治療の是非の問題
大腸癌
肝臓癌と肝硬変
子宮頸癌や子宮体癌・卵巣癌
脳腫瘍
膵臓癌および胆管癌や胆道癌
乳癌
膀胱癌・前立腺癌
慢性前立腺炎・前立腺肥大・前立腺癌・副睾丸炎(慢性精巣上体炎)
心筋梗塞および狭心症
慢性肝炎、ウイルス性肝炎(B型肝炎、C型肝炎など)
慢性腎炎および腎機能低下や腎不全
脊髄小脳変性症
線維筋痛症
慢性疲労症候群(CFS)
脳脊髄液減少症および交通事故後遺症
浮腫(むくみ)・腹水
ヘルペス:帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛や性器ヘルペスや口唇ヘルペスなど
筋萎縮性側索硬化症(ALS)
逆流性食道炎・胃痛・胃潰瘍・十二指腸潰瘍および萎縮性胃炎
アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
コリン性蕁麻疹
五十肩や肩凝りおよび各種の疼痛、鈍痛、疝痛・シビレなど
熱中症や冷房病
不整脈(心房細動など)を伴う拡張性心筋症などの心疾患
不妊症および各種婦人科疾患(生理痛や月経周期の異常など)
尋常性乾癬・乾癬性関節炎(関節症性乾癬)


風邪やインフルエンザ
若返りや美容関連
飛蚊症
ダイエットや肥満症
子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣チョコレート嚢胞・子宮腺筋症・卵巣嚢腫
花粉症・アレルギー性鼻炎・蓄膿症(慢性副鼻腔炎)・後鼻漏
各種膠原病や関節リウマチやシェーグレン症候群など
膀胱炎・間質性膀胱炎・尿路結石・ 腎臓結石/排尿異常(尿失禁・頻尿・閉尿)
パニック障害(不安神経症)やストレス症候群
細菌感染やウイルス感染
メマイやフラツキ、耳鳴や頭鳴など、あるいはメニエール氏症候群など
糖尿病
更年期障害・自律神経失調症や不定愁訴症候群
高血圧
潰瘍性大腸炎・クローン病
酒さ(酒皶)・赤ら顔・酒さ様皮膚炎・ステロイド酒さ
吹き出物やニキビ、脂性や角栓および脂漏性皮膚炎
脳梗塞、脳出血、蜘蛛膜下出血、脳幹出血などの後遺症
糖尿病性腎症・腎不全
蕁麻疹
中耳炎(滲出性中耳炎・真珠腫性中耳炎など)
椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・腰痛・坐骨神経痛や腰冷え
慢性気管支炎・気管支拡張症・気管支喘息・咳喘息・など呼吸器系疾患
下肢の疾患(下肢静脈瘤・深部静脈血栓・変形性膝関節症など)
顎骨骨髄炎・慢性骨髄炎・肺膿瘍・肝膿瘍
下痢や便秘・過敏性大腸炎・腹痛・腹鳴・腹満・おなら(ガス)
常習便秘症
各種貧血症および各種紫斑病および疲労困憊状態
頭痛・肩凝り・むかつきや吐き気・嘔吐・めまい・ふらつき
胆石症・胆嚢炎・脂肪肝・肝機能障害・慢性膵炎
眼科疾患(白内障・緑内障・黄斑変性症・網膜色素変性症など)
円形脱毛症や薄毛


(1)癌・悪性腫瘍の御相談
(参考文献:1アガリクス問題と漢方 2アガリクスを置かない薬局として、やや変人扱いされて来たが 3またまたアガリクス問題

 現代人の三分の一以上が罹るといわれる本疾患が、何と言って最も多い。
 漢方専門薬局の性質上、西洋医学治療後の養生兼予防というレベルから、進行ガンや転移ガンの状態で相談を受けるケースも多い。

 進行がんや末期がん、あるいは転移がんの場合、主治医公認で当方の漢方薬類を使用してもらえるケースもかなり多く、第一の主眼はクオリティー・オブ・ライフを目的とする。

 病院ではアラユル治療がお手上げの段階の末期がんの患者さんが、当方の漢方薬類の服用によって食欲が回復し、体重も増加してとても良い経過を辿るケースは珍しくない。

 意外に膵臓ガン・胆道ガン・肝臓ガン関連に高確率でクオリティー・オブ・ライフを急上昇せしめている。

 ともあれ、現実に経過が良い患者さん達が紹介されるケースが多いので、皆さん本腰を入れてやってもらえているので、少なくとも生活の質と寿命の延長には大いに役立っていると自負するものである。

 地元では主治医公認で服用させてもらえるケースも比較的多いので、患者さんも隠れてコソコソ服用というケースは少ないように思う。

(2)各種膠原病・関節リウマチ・自己免疫疾患

 若い女性の多い本疾患は、地元には名医がおれらるので診断面や西洋医学における必要な治療などでは安心である。

 若い人達に多い膠原病は、一部にこの病気の重大さが理解できずに、ご両親に無理やり連れられてやってこられるケースもあるが、逆にご両親が無理解で怠け病と誤解され、御本人自身が悩んで来られたケースもある。
 もっとも多いケースが、他の診療科や一般開業医さんのところで何年にも渡って通院しながら、病名不確定のまま次第に進行し、困り果てて漢方治療を求めて村田漢方堂薬局に来局される。
 明らかな膠原病関連の疾患であると予測される場合は、漢方薬もお出しするが、必ず上記の専門医に御紹介して診断が確定するケースが多発している。
 やはり全身性エリテマトーデスの御相談が最も多く、多発性筋炎や皮膚筋炎、強皮症などがこれに次ぐ。

 よく扱う病気だといっても、当方も適切な漢方薬をアドバイスするのに、とても神経を使うので気苦労の多い疾患である。
 比較的成績がよいから、緩解した常連さんでも真面目に予防してくれるケースが断然多い。

 慢性関節リウマチは、超重症でない限りはかなり得意分野で、スムーズに緩解して比較的短期間で病院から出されていたステロイド内服薬を減量し廃薬出来たケースがとても多い。
 根気よく頑張って下さる限りは、とても成績が良いように思われる。


(3)アトピー性皮膚炎漢方と漢方薬のアトピー性皮膚炎研究変遷史
 アトピー性皮膚炎の漢方と漢方薬に自然療法をミックスした漢方相談専門薬局
 アトピーに対する現在の方法と10年前の方法比較 アトピー性皮膚炎の漢方治療 

 常時、相当な人数の常連さんがおられ、常連さんといわれるくらいだから、お付き合いも比較的長いが、過去の再発に懲りて、熱心に予防を兼ねた治療という段階の人が多いということである。

 つまり、現在緩解状態でありながら、過去の再発時のことがトラウマ?となってか、徹底的に予防されているケースが現在も沢山おられるということである。

 断然、成人後の女性が多く、二十歳以下の人は比較的少ない。

 大人ばかりが多い理由は子供さんの御相談を避けているからである。

 子供さんのご両親の漢方薬に対する無理解と、当方の指導に逆らわれるケースに無力感を感じ、孔子の言葉ではないが「女子と小児はヤシナイガタシ」という感慨から、大人になっても治ってなかったら、そのときにイラッシャイねということで逃げている。

 その点、ご本人が成人してもなお、アトピーに苦しめられている場合は、長年にわたる病気の苦労からか、素直に応じられるケースが多く、たとえかなり重症であっても御本人自身のことだから、外野の騒音がないだけにスムーズに経過しやすいということである。

 ともあれ、アトピー性皮膚炎はありきたりな病気だから、御本人の自覚とヤル気さえあれば、中医漢方薬学においては比較的優しい病気と言える。

 つまり、どんなに重症でも当方のアドバイスに素直に応じて下さる限りは、9割以上の寛解は充分に得られるものである。


(4)肝臓・胆嚢・膵臓・胃腸疾患

 C型肝炎やB型肝炎などが代表的だが、C型B型合併の重症化した方で、強烈な皮膚湿疹を伴う状態で、あらゆる西洋医学治療に抵抗をしていた方に、C型ウイルスを半年で排除、B型は一年目で抗体がというように数年も断たずして略治の状態など、経験は豊富。
 やや難点は経費がかかっている。

 胃腸関係では、ピロリ菌が原因で低悪性リンパ腫を生じた方で、胃の摘出以外に治療方法がないといわれたケースに短期間で、すべて解決した例を持つ。
 二年間に渡る西洋医学治療によっても、頑固なピロリ菌を排除できなかったものを、結果的に中医漢方薬学療法で解決出来ている。


(5)各種の疼痛疾患(偏頭痛や三叉神経痛、帯状疱疹後神経痛など)

 各種神経痛はもとより、ヘルペスによる疼痛で、西洋医学治療や漢方治療でも治らなかった人達が、村田漢方堂薬局の中医漢方薬学理論にもとずいた弁証論治により、ほとんどのケースで順調に寛解する。

 実績は方法で、各種ヘルペスなどウイルス関連疾患には中医学薬学を取り入れた中医漢方薬学の独擅場と言っても過言ではない。

参考ブログ:
2012年02月23日 帯状疱疹の後遺症(帯状疱疹後神経痛)
2012年04月25日 帯状疱疹を代表とする各種ヘルペスに対する漢方薬